「借りぐらしのアリエッティ」を観ました。
電車の中吊り広告でそのポスターを見た時から
「あ。」と、感じるものがあったのです。
今日DVDで観て、大好きになりました。
正確にいうと未だ観ている最中なのだけど
あんまりにも気に入ったので
忘れないように自分の好きなポイントをメモメモ。
ローリエの葉っぱの陰から最初に姿を現した時の
アリエッティの凛々しい表情が好き。
からだは小さいけれど、気高くて誇りに満ちている顔。
小さな家には信じられないくらい立派な調度品があって、
紫蘇の花を花瓶に飾ったりするのが素敵。
ローリエの葉を料理に使うにも、1枚で、1年はもつのだそうです。
アリエッティが夜の狩り(借り)に出かける時、
赤いワンピースに茶色いブーツを選んだのも好き。
長い赤毛を小さいなクリップでキュッと結ぶシーンも、ぐっときます。
お父さんと人間の家から角砂糖を借りるシーンは圧巻です。
両面テープを両手両足に貼付けてテーブルの脚をのぼるお父さん、格好いい!
でもせっかくの獲物(角砂糖1個)をバッグから落としてしまうシーンには
顔を覆いたくなってしまいます。
角砂糖があったらお母さんが美味しい紫蘇ジュースを作ってくれたのに。
悲しい。
お母さんのキャラクターが鳥越さんに似ているのもすき。
かなり自由な感じがツボです。
小人からみた人間世界とか絶滅していく種のなんちゃら…
とかいうよくきく話ではなく、
単純に小さな人たちの小さな世界がどう描かれているか
そのスケール感、その世界観を楽しんでほしいです。
鳥越さん、じゃなかったお母さんの味がいいです、ほんと。
私は背が低いからとにかく小さなものに惹かれるのかもしれません。