1月27日(木)
わたしたちの世代はモラトリアム世代で、何をやるにも色々な選択肢が用意されていて
極端に自由な分、選ぶのが怖った世代です。
だからいつか、その時がくるまで、
何も選ばずに今を刹那的にやり過ごそう。
そうだ、もうちょっとだけ、わたしに猶予期間をもたせてください。
そういう生き方の毎日でした。
だけど30歳になって仕事をするにも何をするにも
自分の選択にはそれなりの中長期的な見通しと主体性が必要で、
そこにかかる労力と得られる満足感とは
バランスが取られている事が理想になってきます。
そんな中で、何か信念とか目標とかある人を目の前にすると
とっても脅威に感じます。
あ、この人みつけちゃったの? と。
素直に応援したりとかしたいけど
指くわえて、じぃーっと見ながら
いいもん私にだってあるし。
と心の中でうらやましがる毎日なのです。
何か、あるだろうか。
わたしたちのモラトリアムはいつ終わるんだろうか。
むかし戸田くんが
村上 龍が「自分のファーストプライオリティをもつ事が大事だ」
と言っていた事を何かに書いていて、
それをよんでゾっとした。
せいぜい半径2-3メートル以内の小さな世界観でモノみているわたしなど、
何が一番大事かと問われてもそれは、
明日何着るかとか、おいしいものが食べたいとか
家族や友達、すきなひとと仲良くしたいと、願う事くらいでしかない。
think silly. は、ひねくれた私のさいきんのテーマです。
Web magazine
http://www.think-silly.com/main.html
just in English and Chinese, not Japanese.