秋深まる11月、
大学時代の恩師にお供して佐瀬くんと岡崎さんと京都へことりっぷ。
京都には過去2回、高校の修学旅行と
成人してからは父と姉と行ったけれど
女子が抱く京都へのある種無条件の憧れとか愛着というものが
なぜか私には生まれなかった。
しかし今回ようやく「ああ京都って素敵。」と思ってしまった。
心が動いた大きな理由は
京都をはじめてゆっくり歩いたこと。
碁盤の目状に広がる街並み、
基本的な交通手段は満員の市営バスと徒歩にした。
そのおかげか京都の街全体に流れる空気感を
身体が自然に体感したのだと思う。
別荘地帯の北山は気品があって時間に余裕が漂い、
夜の先斗町には花街の怪しさが残る。
朝日が降り注ぐ早朝の鴨川は清々しく、
糺の森には不思議な神々しさが宿る。
古いものと新しいものが混在するのではなく
美しく共存しているという洗練感は
東京にはない古都ならではの魅力なんじゃないかと思う。
京都タワーってなんかすき。夜はくるり色だよ。
お天気がよくて本当に豊かな時間でした。先生ありがとう。
仏教よりはるかむかし、八百万の神々が宿る京都最古の社。
土着の文化と神話信仰、天皇の関係って謎だよね。
紅葉は今ひとつ赤くなれない温暖化気候。
ここでも神頼みの整形祈願。
私は歴史にめっぽう弱いし漢字は読めないしで
京都は畏れ多い存在だったけれど
先生のやさしいガイドのお陰で少しだけ
古都・京都の奥深さに触れられた気がします。
一緒に行った佐瀬くん、岡崎さんにもお世話になりました。
追伸、
阿闍梨餅とつばらつばら、
二大巨頭美味しすぎました。